ひとつひとつ違う表情をもつ木目や、素足にふれるぬくもり、天然木ならではの良さを味わえる無垢材のフローリング。メンテナンスが大変そう、という印象をもつ人も多いですが、正しいお手入れをすれば永く、美しさを保つことができます。経年とともに色や風合いも深まり、手をかけることで住まいへの愛着もより増していきます。
今回はおうち時間にぜひ実践してほしい、無垢フローリングのお手入れ法を紹介します。

(画像=PIXTA)
日常的なお手入れは掃除機、または布などで表面のほこりを取り除く程度で大丈夫です。化学雑巾やフローリングモップは薬品が含まれるため、無垢フローリングの掃除には適していません。使用すると、黒ずみや変色の原因になることもあるので避けましょう。
また、水拭きを頻繁にすると、光沢が損なわれたり、水を吸って床材が膨張することも。拭き掃除は乾いた雑巾や布で行いましょう。

(画像=PIXTA)
水分が染み込みやすい無垢材。濡れたらすぐに拭き取って水分を残さないようにしましょう。放っておくと染みになり取れにくくなったり、変色することもあります。
全体的に汚れてきた場合は、固く絞った雑巾で拭きましょう。それでも汚れが落ちない場合は、中性洗剤やせっけんを薄めた水を雑巾やスポンジに含ませ、固く絞ってから拭いてください。汚れが落ちたら再度水拭きし、最後に乾いた雑巾でから拭きをして水分を拭き取ります。水染みや色鉛筆での落書き程度の軽い汚れもこの方法を試してみてください。
また、うっかり灯油などをこぼした時は、すぐに乾いた布やティッシュペーパーでしっかりと拭き取ってから、上記の方法でお手入れしてください。

(写真=株式会社もりぞう)
やわらかな感触は無垢材の魅力のひとつですが、合板に比べキズがつきやすく注意が必要です。テーブルやイスなど家具の脚にはキャップをつけるなど、あらかじめ床を傷めないように対策を行いましょう。
市販の補修キットを利用すれば、小さなキズは目立ちにくくなります。キズの部分に補修材を塗り込み、布で拭き取った後に透明のラッカーを塗り仕上げます。
水分により伸縮する天然木の特性を利用したリペア法もあります。(こちらのリペア方法は、ウレタンやUV塗装などの膜が剥がれたり、シミや変色等の恐れもあります。キズの補修は、 基本的には購入先の住宅会社にメンテナンスを依頼するのが安心です。)
物を床に落として付いたキズなど小さな凹みには、キズの部分に水をなじませ10分ほど放置。凹みが戻れば、乾いた布で水分をしっかりと拭き取ります。それでも戻らないキズには、水をなじませた後、濡らしたタオルをかぶせ、タオルの上から凹んだ部分に数秒アイロンをあてます。凹みが目立たなくなるまで、様子を見ながら何度か繰り返し、乾いた布で水分を残さないように拭きます。仕上げにオイルを塗り、もう一度から拭きを。

(画像=PIXTA)
一概に無垢フローリングのお手入れと言っても、その表面の塗装や仕上げによってメンテナンス方法は異なります。もりぞうでは、耐水性があり汚れが付きにくいUV塗装の無垢フローリングをお勧めしています。他にも、ライフスタイルやお好みに合わせて様々な床材を使用していただくことができ、その床材に適したメンテナンス方法もご案内しています。
使い込むほどに味わいがでて、経年変化が楽しめる無垢材。家族の成長とともに深まる風合いを楽しみながら、世界に一つだけの住まいを育ててみませんか。
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