2019.08.09
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くらし

住宅ローンアドバイザーとは?どんなことを相談できる?

(写真=PIXTA)
(写真=PIXTA)

「住宅ローンについての知識を深めたい」「どのような住宅ローンを利用するべきか分からない」といったときには、公正な立場でアドバイスや情報提供を行ってくれる住宅ローンアドバイザーに相談してみましょう。本記事では、住宅ローンアドバイザーには「どのようなことを相談できるのか」「利用するメリットはあるのか」について紹介していきます。

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住宅ローンアドバイザーとは

住宅ローンアドバイザーとは、一般財団法人住宅金融普及協会が養成を行っている民間資格です。主に、公正な立場で住宅ローンに関するアドバイスや情報提供を行う住宅ローンの専門家になります。住宅ローンの利用を考えている人が、最適な住宅ローンを選択できるよう正確な情報と合わせてそのリスクなどを伝えます。

住宅ローンの多様化が進む中、どの金融機関のどのような住宅ローンを選べばよいのか、難しくてよく分からないという人もいるでしょう。そのような場合には、住宅ローンアドバイザーに相談してみてください。

住宅ローンアドバイザーには、どんなことが相談できる?

住宅ローンアドバイザーからは、ローンのシミュレーションや各種ローンの説明をはじめ、複雑で分かりにくい金利の種類、各金利タイプのリスクなどについても説明してもらえます。

年齢・年収が同じでも……

住宅ローンを契約する際に、借り入れ限度額や返済期間を中心に考えて返済プランを立てる人は少なくありません。しかし、現在の年齢と年収が同じで借り入れ限度額が同じ人であっても、将来のことを考えると返済プランは同じにはならないでしょう。なぜなら、「独身の人」「子どもがいる人」「これから結婚する人」「今後家族が増える予定の人」など、人によってライフプランが全く違うからです。

将来的に得られる収入や支出に差が出てくるため、家計の収支のバランスが返済終了まで同じとは限りません。「いくら借りることができて、どのくらいの期間で完済するのか」ということを知りたい場合でも、住宅ローンアドバイザーに相談を行うことで、ライフプラン・マネープランを考えたシミュレートをしてもらえます。

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夫婦ペアローンと単独ローンはどちらがよい?

夫の単独の契約では思っていた金額を借りられない場合、夫婦ペアローンを推進されることがあります。しかし、ペアローンにすると借入額を上げることはできますが、夫婦のどちらかが仕事を辞めた場合や今後の家族計画を考えると返済負担の増加に不安が残ることもあるでしょう。このような場合でも、一般的な例だけではなく各家庭の状況を踏まえたうえで相談およびアドバイスをしてもらえます。

さまざまなタイプの住宅ローンを知りたい!

フラット35だけでなく「各金融機関が独自に行う特約付きの住宅ローン」「既往症があっても加入可能な団体信用生命保険がある住宅ローン」など、住宅ローン商品は千差万別です。「さまざまなローン商品のメリットやデメリットについてよく把握したうえで決めたい」という人も、住宅ローンアドバイザーに相談してみましょう。

住宅ローンアドバイザーへのコンタクト方法

住宅ローンアドバイザーは、ファイナンシャル・プランナーなどの資格も同時に取得している傾向です。そのほか、金融機関や住宅会社、不動産会社に勤めている人の中にも資格を取得している場合があります。住宅や金融に関連するさまざまな職業の人が住宅ローンアドバイザーの可能性がありますので、まずは住宅会社に住宅ローンアドバイザーの資格を持つ社員がいないか聞いてみるとよいでしょう。

一般財団法人住宅金融普及協会のホームページから、近くの住宅ローンアドバイザーを検索することもできます。

住宅ローンアドバイザーの紹介|一般財団法人住宅金融普及協会

こちらのページでは、ドロップダウンリストから都道府県を選択するだけで、その都道府県で活動している住宅ローンアドバイザーを一覧できます。氏名や勤務先だけでなく、保有する資格も閲覧できます。

自分で調べるよりも効率的!住宅ローンアドバイザーに相談してみよう

「自分で調べるだけ」「一つの金融機関だけに相談先を絞ってしまう」など、範囲を狭めてしまうと本当に自分に合った住宅ローンが見つけられない可能性があります。住宅の購入は一生に何度もない大きな買い物です。後悔しない住宅ローンになるよう、検討する際は一度住宅ローンアドバイザーへ相談してみてはいかがでしょうか。

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