2019.07.11
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家づくり

モデルハウスでの宿泊体験を記録に残し、注文住宅の設計に活かそう

(写真=株式会社もりぞう)
(写真=株式会社もりぞう)

モデルハウスをただ見学するだけでは、実際に暮らした際の利便性までは詳しく分かりません。本当の住み心地を確認したいのなら、宿泊もできるモデルハウスで宿泊体験をしてみましょう。さらに、その体験の記録を残しておくことで、注文住宅の設計に役立てることができます。今回は、宿泊体験ができるモデルハウスのチェックポイントや記録の残し方、設計への活かし方を紹介します。

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宿泊体験できるモデルハウスのメリット

一般的なモデルハウスでは、設備を目で見て確認したり、住宅会社のスタッフから説明を受けたりすることはできますが、実際に設備を使用することはできません。宿泊体験なら寝室で眠ることもでき、さらに、高気密・高断熱住宅の快適さなどを宿泊の中で感じ取ることができます。見た目には、すてきな住宅でも「実際に暮らしてみると思っていたのと違った」ということもありえます。

便利そうに見える最新の設備が使いづらいこともあるでしょう。自分や家族に合う住宅かどうか、1泊の宿泊体験でじっくりと試してみましょう。

モデルハウスを記録に残してみよう

宿泊体験の予約を取って宿泊をしたら、体験の間は、さまざまな場所を写真や動画で記録に残しておくようにしましょう。この際、住宅会社に必ず写真撮影の許可を取りましょう。写真や動画、文字として記録を残しておくことで、数ヵ月後でも記録を見返して家づくりに役立てることができます。

体験時に気にしたいポイント

宿泊体験は、できれば真夏や真冬、梅雨の時期など、気象条件の悪いときに行うことをおすすめします。なぜなら、「厳しい環境の中でも快適に過ごせる家かどうか」を確かめることができるからです。モデルハウスの間取り図を確認できる場合には、間取り図に記載されている広さと、体感的な広さの違いを確かめてみましょう。

20畳のリビングと書かれていても、吹き抜けの有無などによって印象が大きく変わることもあります。「浴槽は足をのばしてリラックスできたか」「外の騒音は住宅内に響かなかったか」なども気にして、ノートやアプリのメモ帳にまとめて記録を残しておきましょう。

映像として記録に残したいポイント

写真や動画は、生活動線や家事動線を確認しながら記録に残していきます。取り入れたい間取りやインテリアを見つけたら、写真や動画で記録しましょう。使い勝手のよい収納があれば、そちらも記録しておきます。記録の際には、空間全体を一度で撮影できる360度カメラを使用すると便利です。スマホをセットするタイプのVRゴーグルがあれば、後日バーチャルリアリティで宿泊体験した住宅を再現することができます。

記録を建築に活かすコツ

宿泊体験が終わったら、すぐに感想や使い心地、住み心地を文章にして、あわせて映像や写真もスマホやパソコンに取り込むなどして見られる状態にしておきましょう。この作業を行うことで住宅会社との打ち合わせの際、「インテリアのここをマイホームにも反映させたい」「この間取りは動きやすかったのでわが家にも取り入れたい」とイメージのすり合わせがしやすくなります。

具体的な要望があると、その分、打ち合わせもスムーズに進むはずです。インテリアの好みを伝えることで、住宅会社から、壁紙や室内ドア、内装なども好みのテイストを提案してもらえるかもしれません。すべてを住宅会社任せにせず、家族の要望を多く伝えることで、完成後のマイホームにより愛着が持てるようになるでしょう。
 

宿泊体験+記録で理想通りのわが家を手に入れよう

せっかくの宿泊体験なので、単に寝泊まりするだけでなく、できる限りの情報を収集し、家づくりに活かしてみませんか? すべてのモデルハウスで宿泊体験ができるわけではないので、宿泊体験をしたい場合には、住宅会社に問い合わせてみましょう。

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