2019.11.1
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こだわり

注文住宅の平屋といえばやっぱり縁側!外と中、つくるならどっち?

(写真=PIXTA)
(写真=PIXTA)
古きよき日本家屋には、縁側と呼ばれる場所がありました。テラスやウッドデッキなどがよく見られるようになった昨今でも、縁側は根強い人気があります。縁側は、家族全員の憩いの場になるだけでなく、住環境を整えてくれる設備であることをご存じでしょうか。デザインにも優れた縁側の魅力をあらためて考えてみましょう。

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縁側について

縁側は、和室の外側につくられる板張りの通路のことです。現在では、和室に限らずリビングの続きで設置する住宅も増えています。縁側は、大きく分けて外につくられるものと住宅内につくられるものの2つがあります。外につくられる縁側を常に雨風にさらされることから「濡れ縁」といいます。なかでも、住宅よりも一段下につくられるものを「落ち縁」と呼びます。

住宅内につくられる縁側は、敷居と平行に板を張る「くれ縁」がよく用いられます。住宅内の縁側でも、廊下の幅がより広いものは「広縁」と呼ばれます。縁側は、家の中と外の境界をあいまいにして癒しを与えてくれるだけでなく、夏の暑さ、冬の寒さをコントロールする役割も担ってくれています。たとえば濡れ縁であっても、縁側上部にまでせり出した屋根があれば、夏の直射日光を防げます。

室内の縁側であれば、外と縁側、縁側と室内の2つに戸が設けられ、この間に空気の層ができることで断熱の役割も果たしてくれるでしょう。縁側はデザインとしての美しさの他に、このように機能的な役割も持っているのです。

平屋に縁側!外スタイル

平屋に庭や縁側をつくるのであれば、ぜひ濡れ縁に挑戦してみましょう。濡れ縁は、ウッドデッキのように外の風を感じたり、太陽光を浴びたりする場として活躍してくれます。小さな子どもがいる家庭なら子どもを庭で遊ばせることも可能です。親はひさしのある濡れ縁で休みながら子どもの様子を見守ることができます。

広縁を開放して濡れ縁のように利用するスタイルにしてしまうと、「広縁の部分に虫が入る」「広縁が汚れると室内が汚れるようで気になる」という人にもおすすめです。家の周囲を濡れ縁でぐるりと囲み、開放的なデザインを楽しむこともできます。ウッドデッキ風の濡れ縁なら、モダンな外観の住宅にもよく合うでしょう。

防犯面で気になる場合には、濡れ縁の周りに防犯砂利を敷いたり、周囲からよく見えるように家の周りを木で囲まないようにしたりするなど対策を行うとよいでしょう。

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スタイリッシュなくれ縁・広縁

室内につくる縁側は、部屋と部屋の空間をつなぐ役割も果たしてくれます。たとえば2世帯住宅の平屋の場合、それぞれのリビングに面したくれ縁・広縁をつくることで、親世帯と子世帯が自然に集まるスペースになるでしょう。縁側をつくりたいけれど、和を強調しすぎず洗練された空間にしたいという人も、家の内部につくる広縁なら住宅内のインテリアに合わせたデザインも可能です。

板張りではなく石畳にしてみたり、室内と広縁を区切る戸を木の格子にしたりすることで個性的な空間をつくれます。リビングや和室から庭が見える広縁をつくりたいのなら、外側を大きな窓にして内側には雪見障子を取り入れてみてはいかがでしょうか。雪見障子は昔からある広縁のデザインですが、デザイン性の高い雪見障子やアンティークの雪見障子を選択するとオリジナリティのある広縁をつくれます。

家の外と中、どちらに作る?

縁側を外につくるべきか中につくるべきか迷ったときには、「縁側をどう使いたいのか」についてあらためて考えてみましょう。ウッドデッキの代わりになる縁側や、外から簡単に出入りできる縁側がほしいのなら外につくったほうがよいでしょう。また季節や気候に関係なく休憩できるスペースがほしいなら、家の中につくるほうが目的に適しています。

デザインと暮らしやすさを重視して、最適な縁側を作ろう

縁側は、住まいのデザインの一部というだけではなく家族の憩いの場かつ暑さや寒さから家族を守る存場所もあります。「ウッドデッキでは直射日光が気になる」という人も、屋根のある縁側なら快適に活用できるでしょう。家の外と中、どちらにつくるべきか迷ったときには「縁側をどのように利用したいのか」について家族で話し合ってみるのも手です。快適な縁側で、落ち着けるわが家をつくりましょう。

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