子どもたちが、待ちにまった夏休みがやってきます。しかし、観光地や遊園地はどこも人が多いし、せっかくの長い休みなのにいつもの近場だと子どもが飽きてしまいそう……と頭を抱えている人もいるかもしれません。これから家づくりを考えている家族なら、夏休みを利用して、観光気分も味わえる宿泊体験に訪れてみませんか。
まとまった時間を取りやすい夏休みは、家づくりの計画を進める絶好のタイミングです。これまでは、「資料を見て頭の中でイメージするだけだった」という人も、この機会にさまざまなイベントに参加して、より具体的な設計につなげてみましょう。夏休みにおすすめなのが宿泊体験です。ハウスメーカーの多くは、無料でモデルハウスの宿泊体験を提供しています。
気になる家や参考にしたい家がある場合には、蒸し暑い季節に泊まることでその快適性を確認することができます。いつもと違う家に寝泊まりする経験は、子どもたちにとっても特別な経験となるでしょう。
基本的な宿泊体験は、モデルハウスに1泊してその家の住み心地を体験するというものです。担当者から家の特色や注意点など説明を聞いたら、鍵を受け取って暮らしをイメージしながら家族だけでのんびりと過ごします。遮音性や断熱性などを、実際に宿泊することで体感できるのが特長です。夏休みに宿泊体験をするなら、家づくりがさらに楽しくなるようなツアーを組み合わせてみましょう。
もりぞうの「木曾ひのき体験ツアー」では、木の家の重要なポイントである木材・木曾ひのきが育つ環境や、伐採・製材を行う製材所を見学します。豊かな森によって育まれた木曾ひのきの魅力に触れた後には、実際に木曾ひのきの家に宿泊して、木のぬくもりを体感してみましょう。ほかにも、ハウスメーカーによってさまざまなツアーが用意されています。
例えば、住宅地に建つモデルハウスに宿泊し、二世帯住宅や平屋など参加者の要望に沿った家を見学するツアーでは、環境も含めてリアルな暮らしをシミュレーションすることが可能です。自分たちの生活スタイルや条件に近い家を見学することで、家づくりの具体的なイメージにつながります。
宿泊体験や通常のモデルハウス見学以外にも、家づくりの参考になる日帰り体験を探してみましょう。ワークショップなどアトラクション感覚で参加できるイベントは、子どもたちの夏休みの思い出づくりにもなりそうです。
そのハウスメーカーで建てて、実際に生活している人の家を訪問することができます。完成から年数を経た家の変化を確認するのはもちろん、こだわりポイントや家族が気に入っているところ、住んでみて実感するよさなど、家づくりの先輩になんでも質問できるのがメリットです。
森林や工場見学で家づくりの基礎を学ぶだけでなく、その土地の名物料理に舌鼓を打ったり観光をしたりと、レジャーを楽しめるのがバスツアーの魅力です。日帰りプランの中に複数のイベントが組み込まれており、子どもたちも飽きることなくすてきな思い出をつくることが期待できます。
木の家を手がけるハウスメーカーでは、木工体験イベントを行っていることがあります。木材を使った小物作りから職人気分を味わえるカンナがけ体験まで、世代を問わず木に触れながらDIYを楽しめます。
完成するまでに多くのステップを経る家づくりは、途中でそのイメージがぶれてくることもあるものです。思い描く完成図に近い家に宿泊してみると、こだわりのマイホームを実現するためのプランが、よりリアルになってきます。夏休みに家族で出かける計画を立てる際には、ユニークな宿泊体験を考えてみてはいかがでしょうか。家族にとって理想的な家づくりの形が見えてくるでしょう。
>>【無料小冊子プレゼント】「本当にいい家」に住みたい人に知ってほしいこと
【オススメ記事】
・還付金が最大50万円!知って得する住宅ローン控除の基礎知識
・新築住宅を建てた後にかかる税金。10年間でいくらになる?
・長期優良住宅では定期点検が義務。アフターケアで長持ちする家に
・2019年の消費税率増で住宅ローン控除(住宅ローン減税)はどうなる?
・住宅ローンは自己資金なし、全額ローンでも借りられる。そのメリットとは