2019.8.5
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くらし

二世帯住宅のローンは慎重に。親子ローンの注意点とは

(写真=PIXTA)
(写真=PIXTA)
一般的な住宅建築よりも、何かとお金がかかるのが二世帯住宅です。親子二世帯で暮らす家を建てる際には、親と子、両方がお金を出し合い、時には親子でローンを組むこともあるでしょう。親子ペアローン、親子リレーローンなどの種類がありますが、親子で住宅ローンを組む際には、いくつかの点に注意が必要です。ここでは、親子ローンの特徴や注意点について紹介します。

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親子でペアローンの方法と注意点

ペアローンというと、共働きの夫婦が対象というイメージがありますが、親子でも利用が可能です。ペアローンとは、同一の物件に対して、夫婦それぞれ、あるいは親子それぞれの収入を基準として、各々が住宅ローンを組む方法のことです。例えば、二世帯住宅の物件価格のうち7,000万円をローンにしたい場合、「親が3,000万円、子どもが4,000万円を借りる」というようにローンを組むことができます。

ペアローンを組んだ2人は、それぞれがお互いの連帯保証人となります。団体信用生命保険の加入も債務者ごととなるため、親または子のどちらかに既往症がある場合などは、借り入れが難しくなる点は注意しておきましょう。ペアローンを組むと1人当たりのローンの負担が軽くなるだけでなく、債務者ごとに住宅ローン控除などの税制優遇を受けられるのもメリットです。

まだ、現役で働いている親世帯と若い子世帯が同居する二世帯におすすめの方法といえます。

親子ペアローンの注意点

ペアローンの注意点として、借入金額と物件の持ち分割合が等しくない場合には、贈与税の対象となる可能性があることを覚えておきましょう。物件の持ち分が1対1であるのに、借入金額の割合が異なる場合、借入金額が大きい方が、少ない方への贈与を行ったとみなされてしまうケースがあるのです。そのため、それぞれの経済状況に大きく差がある場合、思ったようなローンが組めないこともあります。

そのため、親子ペアローンは夫婦ペアローンよりも足並みをそろえるのが難しいと感じることがあるかもしれません。ペアローンを利用する前に、お互いの家計の収支状況や今後のライフプラン・マネープランについてもよく話し合うようにしましょう。

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親子でリレーローンの方法と注意点

親子でリレー方式にローンを返済することもできます。この返済方法では、親子二代に渡ってローンを返済していくため、返済期間が長くなるのが特徴です。また、親や子だけでローンを組むよりも返済可能額が上がります。リレー返済を行う場合には、親の年齢、子や孫の収入などの要件を満たしていることが必要です。

住宅金融支援機構のフラット35では、「申込者が満70歳未満」「ローンを引き継ぐ子や孫がいる」「その子や孫に定期的な収入がある」などを申し込み要件としています。

親子リレーローンの注意点

親子リレー返済では、団体信用生命保険の取り扱いが特殊です。前述のフラット35では、親子のどちらかが団体信用生命保険に加入します。フラット35の団体信用生命保険は、満80歳の誕生日を迎える月の月末までと保証期間が決められていることから、まずは親が加入して親が満80歳を迎えた後、子が加入するということが可能です。民間の住宅ローンでは、親子2人とも加入しなければならないものもあります。

フラット35でリレー返済を行ったとすると、保険に加入していた親が先に死亡した場合は住宅ローンの返済が免除されます。しかし、保険に加入していた親よりも先に子が死亡してしまった場合には支払いが免除されません。民間ローンのように2人同時に団体信用生命保険へ加入するのは費用がかさみますが、どちらが死亡しても住宅ローンの支払いが免除される点は大きなメリットです。

親子でローンを組む場合には、事前に金融機関に相談を

二世帯住宅を建てる際には、親子で住宅ローンを利用できることが分かりました。ペアローンでは親子が同時に返済を行いますが、リレーローンでは、まずは親が返済して次に子が返済を行います。どちらの方法がよいのか、迷ってしまった場合には、金融機関に相談してみましょう。

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