注文住宅の参考にと訪れたモデルハウスで、思わずお手本にしたくなるインテリアと出会うことがあるのではないでしょうか。しかし、「こんなリビングのある家で暮らしたい」と同じような家具を選んでみても、モデルハウスとは少し違う雰囲気になってしまうこともあるのではないでしょうか。ここでは、モデルハウスのようなおしゃれな空間を作るための10のアイデアを紹介します。
リビングを思い通りの空間に仕上げたいのなら、はじめにリビングのインテリアのテイストを決めましょう。
ベースカラーにアースカラーやブルーを取り入れて、無垢材とファブリックの家具をシンプルに並べたインテリアです。アニマル柄やボタニカル柄といった北欧ならではの柄物をアクセントとして取り入れてもおしゃれになります。
バンブー、ラタンなどを使った大ぶりな家具や照明を配置し、ゴージャスな雰囲気にまとめたスタイルです。リゾートホテルのような雰囲気になるよう、家具には自然素材のものを多く使います。
白と黒のコントラストを効かせ、直線的な家具を選び配置します。なるべくモノを置かず、無駄のない空間づくりを心がけるとよいでしょう。
無垢材とファブリックでリラックス感を演出します。北欧テイストとは異なり、色や柄を入れず、オフホワイトやベージュ、白をベースカラーにします。
和の家に積極的に洋風のインテリアを取り入れるのが和モダン。アースカラーを基調に、無垢材で作られたシンプルな家具を配置したり、経年変化したような木の色使いに合わせて重厚感のある革張りのソファを配置したりと、とても自由度の高いテイストです。
目指したいリビングのテイストが決まったら、リビングをさらにおしゃれな空間にするためのコツを試してみましょう。
リビングのインテリアの配置方法は、主に下記の3つのパターンが基本です。
・テレビと向かい合わせにテーブルとL字ソファを置くL字型
・テレビの正面に縦長のテーブルを置き、テーブルをはさんで対面にソファを配置する対面型
・テレビの正面にテーブルを置き、テーブルを囲むようにソファを配置するコの字型
L字型は、一般的によく見かける配置方法です。対面型の配置は、オフィスでよく見られるタイプで来客の多い家庭に向いています。ソファのスペースが多くなるコの字型は、家族の人数が多い家庭におすすめです。
部屋と家具のミスマッチを防ぐために、家具を置く場所の広さと家具のサイズを測ってから購入しましょう。それでも不安な人は、部屋を撮影して家具を配置できるアプリを使い、部屋の広さと空間とのマッチングを試すと安心です。
お気に入りの家具を見つけたら、それを中心にしたインテリアを考えます。主役級の家具がいくつもある状態では、ごちゃごちゃとした印象となってしまいかねません。
リビングだけを切り取るのではなく、ダイニングもキッチンもまとめてコーディネートし、LDKに統一感を持たせます。「テーブルと椅子の色をリビングとダイニングで統一する」「家具の質感をそろえる」など、意識しましょう。
インテリアのコーディネートがなかなかうまくいかないという人は、リビングを飾るための小物を少なくしてみましょう。おしゃれなアイテムを見つけるとついつい手が伸び、リビングに飾りたくなるかもしれませんが、ここはグッと我慢します。シンプルにするほど、コーディネートも楽になります。すっきりとした空間は掃除もしやすく、いつまでもモデルハウスのような空間が保てるでしょう。
家族が集まるリビングを常におしゃれな空間にしておくことで、いつでも晴れ晴れとした気持ちで過ごせるようになります。インテリアコーディネートに自信がない人は、シンプルかつ清潔な空間を保つように心がけると、いつまでも新築気分が味わえますよ。インテリアの主役になる、お気に入りの家具とともに、好みのテイストのリビングに仕上げましょう。
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