2019.04.05
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こだわり

木の家の外観、どう決める?木の風合いを活かした家づくり

モデルハウス(写真=株式会社もりぞう)
モデルハウス(写真=株式会社もりぞう)

心地よい香りと肌触りで、心も体もリラックスさせてくれる木の家。内装のイメージはあるものの、外観をどうしようか迷っている人もいるのではないでしょうか。住宅の顔となる外観は、一度つくりあげてしまうとなかなか変更できない部分でもあります。ここでは、木の家によく合う、木の風合いを活かした外観をご紹介します。

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外観から木の息づかいを感じられる家にするための工夫

木をふんだんに使ったこだわりの住宅を建てる時には、外壁の色にもこだわり、アクセントとしての色を取り入れてみましょう。外壁のカラーは、白やベージュなどの明るい色をベースにして、モルタルのようなグレー、和のテイストによく合うカーキなどを部分的に取り入れると、純和風テイストの外観になります。

さらにモダンな印象を強調したい時には、黒や濃いブラウンをベースにして、開口部に明るめの色合いの木材でつくった格子をはめ込むと、シックな雰囲気が出ます。

外玄関の扉は木製のものを選び、玄関ポーチには木の格子で目隠しをすると和の趣がでます。屋根材には瓦がおすすめです。瓦にもさまざまな種類がありますので、屋根の形状と合わせてデザインを楽しんでみてください。

瓦屋根は耐震性や耐風性が気になるという人もいるかもしれませんが、全日本瓦工事業連盟が定めた「ガイドライン工法」によってふき上げた瓦屋根であれば、耐震性も耐風性も高くなり安心です。瓦自体の耐久性は、化粧スレートやその他の屋根材より高いのも特徴です。

例えば、もりぞうの「中庭のある家」は、緩やかな曲線を描く「むくり」の大屋根と、片流れの屋根、一階部分には水平の下屋と、異なる3つの屋根で構成されています。見る角度や位置によって印象を変える屋根は、個性的ながらも和の趣を感じさせてくれます。「大屋根の家」のデザインになると、一文字瓦でふき上げた大胆な大屋根が目を引きます。
 

「大屋根の家」のモデルハウス(写真=株式会社もりぞう)
「大屋根の家」のモデルハウス(写真=株式会社もりぞう)

木の家で和モダンスタイルの外観を採用する際には、和のスタイルがよく分かるような、印象的なデザインを目指しましょう。

二階建ての場合

二階建て住宅にする場合には、屋根の形状やバルコニー、二階部分の窓の形状にもこだわることができます。一階部分と二階部分の屋根の向きを変えることによって、見る方角を変えると印象が異なるデザインにするのも魅力的です。

二階部分に大きなバルコニーをつくり、大胆に木の柵をあしらったり、バルコニー部分の外壁だけを板張りにしたりするなどして、外観にアクセントを加えることもできます。吹き抜けや階段部分の壁に丸窓を取り付けると、夜には丸窓からやさしい灯りが広がる温かな印象の家になります。

平屋の場合

平屋の場合には、古民家風の外観に仕上げるのもおすすめです。粋な町屋風のデザインにしたり、焼き杉を外壁に使用したり、あるいは土蔵の壁をイメージして、瓦の目地に漆喰(しっくい)を塗ったなまこ壁を外壁に採用してもよいでしょう。建物の南側に縁側と日本庭園風の庭を作るのも素敵です。家族でのんびりくつろげる憩いのスペースができ上がります。

外壁に木の腰壁をつくるのもおすすめです。腰壁にも焼き杉を使うことで、古民家風の味わいがでます。外壁に天然の素材を使用すると、経年による色や風合いの変化も楽しめます。

屋根の形状も、日本家屋の伝統的なスタイルを選択してみましょう。屋根が左右対称に流れ、山のような形状をもつ切妻(きりづま)屋根、四方向に傾斜する寄棟(よせむね)屋根、神社仏閣に多く見られる入母屋造(いりもやづくり)などがあります。最も単純な構造の屋根は切妻屋根です。大きな切妻屋根にすると、大胆でダイナミックな仕上がりになります。入母屋造は構造が複雑のため、その分重厚感や高級感が出ます。

外観にこだわり外も中も素敵な住宅を目指す

自宅の個性になるのが外観です。外観にこだわって、家の前を通る人や家を訪れる知人、友人、親戚などに思わず自慢したくなる、そんな住宅をつくりませんか?理想の外観をつくるために、モデルハウスや住宅の完成見学会にも積極的に足を運んでみましょう。

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