2019.10.18
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くらし

住宅のカビは冬でも生える。寒い時期だからこその湿気対策

(写真=PIXTA)
(写真=PIXTA)
梅雨時期にはカビ対策を行っていても「冬の時期はなにもしない」という家庭も多いでしょう。冬は空気が乾燥していることからカビとは無縁と思われがちです。しかし冬には冬ならではのカビの原因が潜んでいます。そこで本記事では寒い時期だからこそ気を付けたい冬の湿気とカビ対策について紹介します。

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冬の湿気とカビの原因は

住宅の湿気はシロアリによる食害や建材の腐朽の原因になるほか、カビによってダニが繁殖したりアレルギー疾患を引き起こしたりと人体にも住宅にも悪影響を及ぼします。家族の健康のためにも住宅の長寿命化のためにも、1年を通してカビを発生させない工夫が必要です。はじめに寒い時期に室内で発生する湿気の原因について見ていきましょう。

結露

窓の結露が原因で窓枠や窓近くの壁にカビが発生してしまうことがあります。結露は、室内の湿った暖かい空気が壁や天井、窓ガラスなどの冷たい部分に触れて、空気中の水蒸気が水滴化したものです。特に断熱性の低い住宅や窓は結露が発生しやすいため注意しましょう。また窓以外でも温度の低い場所は結露が発生しやすくなっています。押し入れのすみや使用していない部屋の壁などは結露による害を受けやすい場所です。

加湿器

空気が乾燥していたりウイルス対策をしたりするため、冬場は加湿器を利用する家庭も多い傾向です。しかし過剰な加湿でカビが発生しないように注意しましょう。

石油ファンヒーター

石油ファンヒーターは水分を放出する暖房器具です。燃焼ガスを室内に排出する石油ファンヒーターは、暖かい空気とともに水蒸気も出しています。灯油を1リットル消費したとすれば、おおよそ同等の水蒸気が放出されていると考えてください。都市ガスやプロパンガスを使用した暖房器具でも同様です。

湿気がたまりやすくカビが発生しやすい場所

住宅内で冬のカビが発生しやすい箇所はいくつかあります。「空気の通りが悪い部分」「住宅の北側」「水回り」「窓やその付近の壁」など、湿気がたまりやすい部分や発生しやすい部分はカビも発生しやすい傾向です。

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冬の湿気対策

梅雨時期とは異なる冬の湿気を取り除くために、次のような工夫をしておきましょう。

湿度計を設置

湿度が高すぎたり乾燥しすぎたりしている状態にならないよう室内に湿度計を設置してこまめにチェックするようにしましょう。まずは湿度を意識することが大切です。

部屋を暖める

結露は、温度の低い場所で発生します。窓ガラスに結露が頻繁にあらわれる場合には、窓ガラスを断熱性の高いペアガラスにしたり、窓まで温まるように暖かい空気を循環させたりする工夫が必要です。寒冷地では、寒い部屋がないように全室に暖房を設置するのもおすすめ。

換気をする

換気することで室内に発生した水蒸気を外に逃がし湿度を下げることもできます。浴室やキッチンなどの水回りでは、使用時以外でも換気扇を活用して蒸気を排出しましょう。しかし寒冷地では、換気時に寒い空気を取り込むことで、それがかえって結露の原因になってしまうことがあります。窓を開けて外の空気を取り込むのではなく熱交換型換気システムを設置して、冷たい空気をそのまま室内に入れないようにしましょう。

水蒸気が発生するものを使用しない

石油ファンヒーターなど使用すると蒸気を発する暖房器具の使用を控え、オイルヒーターやエアコンを活用するだけでも室内の湿気を抑えられます。室内で植物を育てている人は、観葉植物が放出する水分にも注意しましょう。なぜなら水を与えた分、蒸散によって蒸気を発しているからです。さまざまな工夫をしても効果が見られない場合には、除湿器を購入して湿度をコントロールしてもよいでしょう。

高断熱住宅で結露を防ぐ

住宅が古くて対策をしても寒い場所ができたり、結露が発生したりしてしまう場合や湿気やカビによるシロアリの害がひどい家などは、断熱性の高い健康住宅を新築するのも手です。家族も家も長く健康に過ごせるように、結露が発生しない高断熱の家を建ててみてはいかがでしょうか。

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