2019.1.30
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家づくり

狭小住宅や変形地の可能性。限られた土地でも豊かに暮らす

(写真=PIXTA)
(写真=PIXTA)
都市部など面積の限られた土地に建てる狭小住宅や、変形地に建てる住宅の場合、整った形の土地に家を建てる場合とは違った設計が求められます。しかし、そうした土地に家を建てるメリットもあります。土地の特長を生かした、快適に暮らすための家づくりのポイントを知っておきましょう。

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狭小住宅・変形地の住宅のメリット

狭小地に建てる狭小住宅や変形地に建てる住宅は、日当たりや間取りの自由度などに難があることが多く、設計の時点で工夫が必要です。ただし、狭小地は「都市部のさまざまな地域で販売されやすい」「変形地は土地面積に対して価格が抑えられていることが多い」といったメリットが期待できます。

当初、思い描いていた理想の家づくりとは異なるかもしれませんが、狭小地・変形地は利便性の高い地域であったり、お得に購入できたりと、それぞれにメリットがあるのです。そうした土地に合わせた家づくりを行えるのが、注文住宅の魅力。狭小地や変形地を利用した家づくりの実績を持つ建築会社に相談してみるといいでしょう。

狭小住宅の家づくりのポイントと注意点

土地面積が限られた狭小住宅でも、広く感じるような設計の工夫で、快適に暮らすことが可能です。2階建て・3階建てや地下室付きにすると、住宅の床面積を確保できるだけでなく、住宅密集地の場合には日当たりの問題もカバーできます。3階建てならば1階をガレージにするのもいいでしょう。屋上を整備して、ガーデニングや家庭菜園、子どもの遊び場として、また夏にはプールやバーベキューを楽しむ場所として利用するのもおすすめです。

建物内で広々と生活するためには、なるべくデッドスペースをつくらないことが大切です。「長い廊下を必要としない間取りにする」「リビングイン階段にする」「つくり付けの家具や壁面収納を取り入れる」など設計の段階から狭小住宅に適した設備にするとよいでしょう。大きな窓や吹き抜けも、空間を広く見せるために一役買います。

また、家族の形に応じた生活動線を意識することも重要です。家事のしやすさや家族それぞれのプライベートなど、何を重視するのかを考えて間取りを計画してみましょう。

変形地に家を建てるコツ

ここからは、代表的な変形地である「旗竿地」「三角形や台形の土地」「傾斜地」に家を建てる場合のポイントについて考えてみましょう。

旗竿地

住宅が道路から入り込んだ奥にある旗竿地は、玄関までの距離があることで、家族のプライバシーと道路とをしっかり分けられることがメリットです。そして、玄関までの長い通路をアプローチとして設計すると、スタイリッシュで高級感があふれる印象。道路に面した開口部分の幅は2メートル以上であることが定められています。

幅がある場合には、駐車場として利用するのもよいでしょう。また、日当たりに問題がある土地の場合、2階・3階の窓や、天窓を設け採光するのがおすすめです。

三角形の土地

三角形または台形の土地の場合、その特殊な地形に住宅を合わせて設計することが大切です。土地が広い場合には、建物の周りに庭をつくるなどすれば、地形はあまり気になりませんが、限られた土地面積の場合にはユニークな形を逆手にとった家づくりを行うのもよさそうです。「住宅自体を三角形や台形の個性的なデザインにする」「一番の鋭角部分は駐車場にする」などアイデアを取り入れ、他の家にはない独創的な家づくりを楽しんでみましょう。

傾斜地

山沿いや小高い丘の上など、傾斜地に家を建てるとその眺望を毎日楽しむことができるのが魅力です。「玄関を2階に設けて地下や半地下をつくる」「高低差を活かしたスキップフロアにする」などの設計が可能です。基礎工事の費用がネックとなりますが、「日当たりがよく、近所からの視線が気にならない」というメリットがあります。バスルームや寝室といったプライベート空間に大きな窓を設けるなど、たっぷりと採光できるのも傾斜地に建つ家ならではの設計です。

狭小地・変形地でお得に家を建てられることも

土地の価格はエリアや面積だけでなく、形や道路との接面状況によっても大きく左右されます。気に入った街で狭小地や変形地を見つけた場合、土地情報を資料で見るだけでなく、実際に足を運んで担当者と話してみることも重要です。「その土地ならばどのような家を建てれば快適に暮らせるのか」を丁寧にシミュレーションしてみましょう。相場よりも費用を抑えながら、こだわりの家づくりを行えるかもしれません。

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