2018.12.12
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家づくり

木の家を長持ちさせる水回りの設備の選び方

(写真=PIXTA)
(写真=PIXTA)
こだわりの木の家では、家を長持ちさせるための設備選びも大切です。木の家は、建てて終わりではなく、適切なメンテナンスを行うことで住宅を長持ちさせることができます。長く暮らしていきたいのなら、「メンテナンスしやすい」「なるべく木材にダメージを与えない」といった設備選びが必要です。ここでは、住宅を長持ちさせるために選びたい水回りの設備をご紹介します。

木の家を長持ちさせるにはシンプルで耐久性の高い設備選びを

近年では住宅設備も高級で複雑な構造のものが増えてきていますが、家を長持ちさせることを目的とするなら、設備はシンプルで長寿命なものが望まれます。住宅設備を選択する際には、デザイン性も重視したいところですが、複雑な構造のものは手入れが大変で見えない部分に汚れがたまり、それが家を傷めてしまうこともあります。

住宅を長持ちさせる水回りを考えるのであれば、給排水の配管も適切なものを選択してくれる住宅会社を選びましょう。耐久性の高い給排水管を選ぶことで、水漏れや排水トラブルを減らすことができます。水が飛びはねやすい設備は、デザイン性がよくても避けた方がいいでしょう。フローリングなどに天然の木材を使用している住宅では、水はねによって通常よりも劣化が早まる可能性があります。

浴室・トイレ・洗面台の選び方

浴室やトイレ、洗面台など、それぞれに機能やデザインをこだわりたい人も多いでしょう。特に浴室では、ユニットバスではなく職人がつくり上げる個性的な浴室を望む人もいます。しかし、住宅を長持ちさせるという観点からは、ユニットバスの方が安心です。品質が安定していて、防水性も高い浴室にすることができます。

自分だけの浴室をつくりたい場合には、費用が高くなったとしても確かな技術を持つ職人に依頼することがおすすめです。トイレは、将来的なリフォームも視野に入れ、広いスペースを取りましょう。車椅子が入れるだけのスペースがあれば、老後の生活も安心です。トイレは、便器やタンク自体の耐久性は高いのですが、内部のパッキンや配管が早く寿命を迎えます。およそ10年を目安にリフォームしましょう。

洗面台はおしゃれで凝ったデザインのものが多くなっています。しかし、中には水はねが気になるものもあります。特に注意したいのが、ボウルの小さな洗面台です。洗面ボウルはなるべく大きく、高さのある深いものを選びましょう。それでも水はねが気になる場合には、水はね防止ガードなどを取り付けると水から建材を守ることができます。

蛇口から洗面ボウルに距離があるデザインのものも要注意です。水を高いところから落とすと、どうしても水がはねやすくなってしまいます。蛇口の高さはなるべくボウルに近づけ、ボウルも深型を選ぶと水はねしにくい洗面台になります。

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こだわりたい設備、キッチンはどうする?

水回りの中でも特にこだわりたいのがキッチンです。毎日長時間利用する設備だからこそ、耐久性が高く家を長持ちさせるものを選びましょう。対面キッチンにする場合には、油はねに注意が必要です。どうしても油が付着してしまうキッチンまわりの壁や床だけ建材を変えてしまうのも一案です。料理の匂いや油を吸い込むレンジフードにもこだわりましょう。おすすめなのは同時給排気レンジフードです。

この方式のレンジフードは汚れた空気を排出する際、同時に新鮮な空気を外から取り込み空気を入れ替えます。これによって、高気密住宅に採用される換気システムの空気の流れを阻害することなく換気可能です。キッチンのデザインにもこだわりたいのであれば、木の家によく合う木製のオーダーキッチンを選んでみましょう。

木製にしても、IHクッキングヒーター、食洗機、ビルトインオーブンなどをつけることもできます。好きな木材とデザインでつくれるオーダーメイドキッチンにすると、愛着もひとしおです。

必要なのはデザインだけじゃない。家を長持ちさせる最高の設備を選ぶ

ぬくもりのある優しい木の家は、天然の材質でつくっているからこそ、お手入れが必要です。「忙しくてこまめなメンテナンスにまで手が回らない」という場合には、住宅設備をシンプルにしてお手入れする部分も簡素になるよう工夫してみてください。

こだわりたいところはしっかりこだわり、家と生活に配慮した設備を選ぶだけで、毎日の暮らしが豊かになります。デザインにもこだわりたい人は、気になる設備の性能や住宅との親和性について、住宅会社に相談してみましょう。

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