2020.09.28
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家づくり

光熱費0円!? ZEHで叶える省エネ・快適な暮らし

(写真=株式会社もりぞう)
(写真=株式会社もりぞう)

環境にやさしい暮らしの実現に向けて、住宅の省エネルギー化が大きな課題のひとつになっています。そこで近年注目されているのが、ZEH(ゼッチ)の住まいです。家庭におけるこれまでの取り組み「省エネ」に加え、「創エネ」を導入したZEH。今回は、地球環境にやさしいだけでなく、お得で健康的に暮らせて、家族にもうれしいZEHの住まいについて解説します。

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新しいエネルギーと暮らしの基準、ZEHとは?

ZEH(ゼッチ)とは、「ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス」の略です。簡単に言うと、家で使うエネルギーよりも創るエネルギーが多い(もしくは±0になる)家のこと。住まいの断熱性・省エネ性能を上げることで消費エネルギーを抑え、さらに太陽光発電などでエネルギーを創ることにより、年間の一次消費エネルギー量の収支を0以下にする住宅を指します。このエネルギー収支ゼロの家は、近年のエネルギー問題を受けて、国が積極的に推進していて、2030年には新築住宅の平均でZEHの実現を目指す、とされています。

ZEHを実現する仕組み

ZEHの家を建てるために必要なポイントは「断熱」・「省エネ」・「創エネ」の3点です。

断熱

住まいそのものの断熱性を高めて熱の出入りを防ぐことで、冷暖房で使うエネルギーを減らします。住まいの壁や屋根の断熱のほかに、重要なのが窓です。熱の出入りが多い窓の断熱性を高めることで、夏涼しく冬暖かい住まいが実現でき、冷暖房に頼りすぎず過ごすことができます。

省エネ

水回りの設備機器やエアコン、照明などを省エネ仕様のものにすることで、無理なく消費エネルギーそのものを抑えます。

創エネ

太陽光発電などの再生可能エネルギーシステムをしっかり備えて自家発電を行い、創り出すエネルギーが消費するエネルギーを上回るようにします。

ZEH基準をクリアするもりぞうの木の家

(写真=株式会社もりぞう)

もりぞうの住まいでは、柱の外側を断熱材ですっぽりと覆う外張り断熱工法と、樹脂サッシ+Low-E複層ガラスを採用しています。その優れた断熱性は、省エネ基準よりもさらに厳しいZEHの基準をクリアしています。
家の断熱性能は「UA値(外皮平均熱貫流率)」で比較することができます。UA値のZEH基準は地域により異なり、関東~九州で0.60 w/㎡k以下、北海道で0.40 w/㎡k以下とされています。これに対し、もりぞうの注文住宅「大雅」標準仕様のUA値は約0.35w/㎡k。つまり北海道地域におけるZEH基準を満たすレベルの優れた断熱性能で、一年を通して快適で省エネに暮らせるということです。

ZEHのメリット

地球環境にやさしいZEHは、私たちの暮らしにも様々なメリットをもたらします。

まずは経済性。がんばらなくても、無理なく光熱費を節約することができます。次に、健康面でのメリット。断熱性が高い住まいは結露やカビが発生しにくく、健やかな空気環境で過ごすことができます。また、住まい全体を断熱することで部屋ごとの温度差が小さく抑えられます。その結果、冬場の浴室など温度変化が大きい場所で起こりやすい、急激な血圧変動による健康被害「ヒートショック」から家族を守ります。
さらに、太陽光発電システムを使うことで、停電時にも電気を使用することができ、万が一の時も安心。蓄電池を備えれば、太陽の出ていない夜間の電力も安定的に確保することができ、より快適で安心に過ごすことができます。

「ZEH=光熱費0円の家」?

ZEHの削減対象となるのは「一次消費エネルギー量」といって、テレビや電子レンジなどの家電による消費量は含まていません。太陽光発電システムの発電量や、電力・ガス会社や料金プランによってもエネルギー収支は変動し、ZEHだから光熱費が必ず0になる、というわけではありません。とはいえ、光熱費がかなり抑えられることで、実際には収支でも黒字になることも多いようです。

ZEHで環境にも家計にもやさしい暮らしを

ZEH仕様で家を建てるには太陽光発電システムなどの導入コストがかかりますが、諸条件やスケジュールなどの要件を満たせば補助金制度も利用することができ、負担を抑えることができます。これから注文住宅を建てるなら、光熱費を抑えられて、一年中快適で健康的に暮らせるZEHを検討してはいかがでしょう。もりぞうはSII(一般社団法人環境共創イニシアチブ)に登録されたZEHビルダーとして、家づくりを通じて持続可能な社会、地球環境への貢献に取り組んでいます。

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