2026年、国が2050億円の予算を投じてスタートする「みらいエコ住宅2026事業」。その予算規模の大きさからも、はたしてどのくらいメリットを受けられるか気になるところではないでしょうか。
この記事では、見落としがちなポイントやその他のキャンペーンとのお得な組み合わせなどを、簡単に分かりやすく説明します。
<もくじ>
1.「みらいエコ住宅2026事業」とは
2.「みらいエコ住宅2026事業」で補助金対象となるリフォームの具体例
①補助金をもらうための【必須工事】
②必須工事とセットなら補助金対象となる【任意工事】(お得にできるその他のリフォーム)
3.もらえる補助金の額
4.申請における注意点
5.申請方法とスケジュール
①申請方法
②スケジュール
6.その他の補助金との組み合わせと選び方
7.まとめ
夏は涼しく冬は暖かに、快適に暮らす上で重要となるのが「断熱」です。断熱がしっかりとした『省エネ性能が高い住宅』は、住まい全体として暮らしやすく、また電気代などの光熱費も抑えられるなど、長きにわたり大きなメリットがあります。
そこで、冬の「底冷えや隙間風が辛い」「窓の近くは寒すぎる」、そんな古くて省エネ性能の低い住宅を『省エネ性能が高い住宅』へとリフォームする工事や、より『省エネ性能が高い新築住宅』の建設に対して、国から補助金が出る制度。それが「みらいエコ住宅2026事業」です。
国土交通省と環境省が主体となるこの制度の大きなポイントは、【全世帯が対象】となる点です。昨年までの「子育てエコホーム支援事業」で対象が子育て世代だったのに対し、今回は対象が大きく広がりました。
「みらいエコ住宅2026事業」で補助金の対象となる工事は、下記の【必須工事】と【任意工事】の2つに分けられます。
①補助金をもらうための【必須工事】
補助金をもらうためには、以下のいずれかの工事を行う必要があります。
・開口部の断熱改修(内窓設置、外窓交換、窓ガラス交換、ドア交換)
・躯体の断熱改修(外壁、屋根、天井、床に断熱材を入れる(※但し、一定量以上の断熱材の使用が必要))
②必須工事とセットなら補助金対象となる【任意工事】(お得にできるその他のリフォーム)
・住宅の子育て対応改修(ビルトイン食洗機、掃除しやすいレンジフード、対面キッチンへの改修、浴室乾燥機、防犯窓・防犯ドアへの交換、宅配ボックス設置など)
・バリアフリー改修(手すり設置、段差解消、廊下幅拡張など)
・エコ住宅設備(節水型トイレ、節湯水栓、高断熱浴槽、高効率給湯器、太陽光発電・蓄電池)
・防災性向上改修(防災安全合わせガラス等への交換)
・空気清浄機、換気機能付きエアコンの設置
任意工事は必須工事との組み合わせが必要ですが、日頃気になっている箇所をお得にリフォームできる絶好のチャンスです。
補助金額は、リフォーム工事の内容に応じて工事箇所ごとの金額を合算した額になりますが、【どのくらい古い家】が【改修してどのレベルまで性能を上げたか】によって補助金額が変わるのがこの制度の大きなポイントです。
<補助金額>
■最大100万円/戸:【改修前】平成4年基準を満たさないもの(平成3年以前に建築された住宅など)⇒【改修後】平成28年基準相当に達する
■最大80万円/戸:【改修前】平成11年基準を満たさないもの(平成10年以前に建築された住宅など)⇒【改修後】平成28年基準相当に達する
■最大50万円/戸:【改修前】平成4年基準を満たさないもの(平成3年以前に建築された住宅など)⇒【改修後】平成11年基準相当に達する
■最大40万円/戸:【改修前】平成11年基準を満たさないもの(平成10年以前に建築された住宅など)⇒【改修後】平成11年基準相当に達する
この制度では、1申請あたりの補助金額の合計が5万円以上でないと申請ができないのが注意点です。少額のリフォーム工事だけでは対象とならないので、まとめて工事するのがポイントです。
①申請方法
申請は登録された事業者(弊社)から行い、交付された補助金を全額お施主様に還元させていただきます。
②スケジュール
<対象期間>
■工事着手期間:2025年11月28日~交付申請まで
■交付申請期間:2026年3月下旬~予算上限に達するまで(遅くとも2026年12月31日)
ただし、工事着手後に予算を確保する予約申請が可能です。
補助金がもらえる制度は、「みらいエコ住宅2026事業」の他に「先進的窓リノベ2026事業」や「給湯省エネ2026事業」がありますが、どの制度を利用してリフォームしたら良いか迷ったら、まずは下の3つのポイントから検討されることをおすすめします。
●本格的なリフォームをご検討の方は→「みらいエコ住宅2026事業」(補助金額 最大100万円/戸)
●内窓など窓の断熱リフォームをご検討の方は→「先進的窓リノベ2026事業」(補助金額 最大100万円/戸)
●効率給湯器の設置をご検討の方は→「給湯省エネ2026事業」(補助金額 最大17万円/台)
上記3つは単独での申請はもちろん可能ですが、組み合わせ次第では最大200万円まで補助金の申請が可能です。但し、同一工事で複数の補助金を重複して申請することはできませんのでご注意ください。
窓の工事を行うと、断熱効果アップだけでなく結露の発生も抑えられるので、結果としてカビの繁殖を防止する効果も期待できます。また、防音効果も上がり、生活面でのメリットも大きいです。工事も大抵は数時間で完了するので、大変おすすめなリフォームです。
補助金申請期間中でも予算がなくなり次第終了となるため、予約申請が始まる春のスタートダッシュが肝心です。これを機に気になる場所をお得にリフォームされたい方は、ぜひお早めに、まずはお見積りなどお気軽にご相談ください。
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参考文献:>>住宅:1.みらいエコ住宅2026事業について – 国土交通省
参考文献:>>みらいエコ住宅2026事業【公式】-国土交通省 環境省
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