無垢材に囲まれた木の家で暮らすのなら、「小物にまで木にこだわりたい」という人もいるでしょう。優しい手触りで、癒し効果もある木の小物を、インテリアとして飾ってみませんか?今回は、木の小物を使ったインテリアのポイントについて紹介します。
インテリア小物を飾ってお気に入りの空間をつくるときには、はじめにインテリアのテーマを決めて、部屋に統一感を持たせるようにします。例えば、「夏」というテーマを選んだときには、海や川を思わせる青をアクセントに使用してみましょう。インテリア小物には、木でつくられたヨットや流木、ミニチュアのサーフボードを使用するのもおすすめです。
自然をテーマにして観葉植物を多く配置したり、アジアンをテーマにして籐(とう)を使った小物を飾ったりしてもよいでしょう。
棚や空いているスペースにインテリア小物を配置する場合には、小物を前後に配置して奥行きを出したり、小物と小物をぴったりとつけずに一定の間隔を空けたりするなど工夫します。小物を多く置き過ぎると雑然とした印象になってしまうため、本当にお気に入りのものを数点飾るだけにとどめておきましょう。
棚だけでなく、壁や天井を使って小物を飾ることもできます。壁にはアートやガーランドを飾り、天井からは植物を吊り下げたり、藁(わら)でつくったヒンメリ(フィンランドの伝統的な装飾品)を飾ったりするのもおすすめです。
ここからは、木の家になじむ小物を紹介します。
調味料が収納できるストッカーを木製でふた付きのものにすると、インテリアにもなります。オープンタイプのキッチンやダイニングに置いてみてください。
カラフルで優しい肌触りの木のおもちゃを、インテリア小物として飾るのもよいでしょう。木琴、パズル、積み木、ひもを引くと動く犬のおもちゃなど、かわいらしいものがおすすめです。
壁にアートを飾りたいのなら、木製のアートを飾ってみてください。絵画やイラストよりも購入のハードルが低く、さまざまなテイストのインテリアに合わせやすいという特徴があります。
インテリア小物を飾るための飾り台もあります。ヒノキやクワの木を使った天然素材の飾り台は、重厚感があり、ラグジュアリーな空間によく合います。
最後に、個性的なインテリアを目指す人におすすめしたいアイテムを紹介します。
自然木の枝の形を活かし、そのままポールハンガーにしたアイテムです。一つとして同じ形の製品がないというのが、このポールハンガーのポイントです。木の形そのままのため、無垢材に囲まれた木の家のどの空間にも合うでしょう。実用性も高く、コートやバッグ、帽子などを掛けておくことで、出かける準備がすぐに整います。
個性的な形の木の壁掛け時計は、空間のアクセントになります。ハンドメイドでオリジナリティのあるデザインの時計を飾ってみましょう。
すべての照明を木製にするのではなく、一部を木製品の照明にすることで空間のアクセントになります。寝室ならテーブルライト、ダイニングならペンダントライト、リビングに置くならフロアライトや間接照明といったように、インテリアのワンポイントに利用してみてください。
今回紹介したもの以外にも、木製のインテリア小物は数多くあります。自宅にぴったりな小物を探してみましょう。より洗練されたインテリアを目指すのであれば、すべてを木製品に統一せずに、素材が異なる家具を配置して、空間を引き締めるよう意識してみてください。お気に入りのものを取りそろえて、いつでも落ち着ける空間をつくってみてはいかがでしょうか。
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